映画「ノルウェイの森」を見てから、小説「ノルウェイの森」を一気読みした話
先日、こんな記事を書きました。
記事の内容を簡単にまとめると、
「ノルウェイの森」の小説がつまらなかった
→代わりに映画「ノルウェイの森」を見た
→面白くなかった
→もう一度小説「ノルウェイの森」を読んでみよう!
ということです。
そういうわけで、一度断念した小説を再び手に取りました。
小説「ノルウェイの森」は面白かった!
前回は第一章の途中で断念しました。
今回は我慢して第一章を読み終え、何とか第二章まで到達しました。
するとどうでしょう?
あれほど読みにくいと思っていた文体も、むしろ大好きになり、話もすんなり入ってきます。
上下巻を3日で読破してしまいました!
第一章の途中で本を閉じてしまった昔の自分をぶん殴りたいですね。
なぜ第一章が読みにくいのか
読み終えたあと、もう一度第一章を読み返し、なぜ第一章が読みにくいのかを考えてみました。
考えた結果がこちらです。
- いきなり回想シーンが始まる
- 「僕」「直子」の関係が全く分からない
- 「僕」と「直子」はなぜかわからないが、森の中で話をしている
- しかも、話の内容が面白くない
全てを読み終えた今でこそ、この第一章で話している内容の意味や、どのような場面なのかが分かりますが、読み始めたばかりの人は面食らうでしょう。
今となっては、この第一章はそこにあり続けるべきだとは思いますが。
何事も少しやってみないと面白さはわからない
僕が、去年読んで一番面白かった「旅のラゴス」という小説も、読み始めた時は
なんだ、この面白くない話は
と思いました。
でも、これって小説だけに当てはまる事ではないのかもしれません。
どんなものでも、やり始めた時ってつまらないですよね。
ゲームだって、やり始めた時はうまく操作できなくてイライラするし、囲碁とか将棋だって初めはルールを覚えてばかりでつまらないです。
でも、一度やり始めて、ある程度軌道に乗らないと、その面白さってわからないものです。
「ノルウェイの森」から話はそれましたが、僕は今回の一連の出来事から
やり始めた時はつまらないと思ったことでも、少し我慢して続けてみよう
という教訓を得たわけです。
まとめ:まだ読んでいない人は「ノルウェイの森」を読んでみよう
僕が言うまでもありませんが「ノルウェイの森」かなりオススメです。
読むときには第一章で本を閉じないように注意してください。
最悪、第二章から読み始めても大丈夫です。
次は「海辺のカフカ」を読みます!