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化学反応式は覚えるな! 化学反応を支配する7つのパターンとは?

習ったはずの公式がまったく出てこない女子高生

化学反応式は覚えてはいけません。

 

もう少し丁寧言うと、

 

化学反応式は丸暗記するのではなく、化学反応を支配する7つのパターンを理解して自分で反応式を作り出せるようにしよう!

 

ということです。

 

なぜ化学反応式を覚えてはいけないのか

 

あなたが、高校のテストで平均点を取りたかったり、入試でそこそこ点数が取れればいいと思っているなら、その必要はありません。

 

でも、東大京大などの難関校に合格したかったり、難問と呼ばれる問題を解きたかったりするなら、丸暗記してはいけません。

なぜかというと、

  • 化学反応式はたくさんありすぎて丸暗記できない
  • 今まで見たことのない反応式を自分で作り出さないといけない

からです。

 

7つのパターンとは

化学反応を支配する7つのパターンとは次のようなものです。

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

中和反応

中和反応とは酸と塩基の反応です。具体的には

水素イオンと水酸化物イオンが水になる反応です。水素イオンと水酸化物イオンの数が等しくなるように係数を調整して、残ったイオンをくっつけてあげればいいのです。

 

酸化還元反応

酸化還元反応は、電子のやり取りがあります。酸化数が変化している原子があれば酸化還元反応になります。詳しくは理論科学の教科書を見てください。

 

酸化還元反応では、反応式を丸暗記するなと言っても、絶対に覚えなければならないものがあります。それは、半反応式と呼ばれるものです。

これも、何が何に変わるかだけを覚えれば、あとは電子や係数を調整するだけなのでたいして大変ではありません。

 

自己酸化還元反応

自己酸化還元反応に関しては丸暗記してもらう必要があります。

ですが、自己酸化還元反応はそれほど量がありません。多くて5個くらいなので頑張りましょう。

 

揮発性遊離反応

揮発性遊離反応とは

揮発性の酸由来の塩+不揮発性の酸→不揮発性の酸由来の塩+揮発性の酸

です。揮発性(蒸発しやすい)酸は、加熱すると蒸発してしまうからです。

 

熱分解反応

熱分解反応は、炭酸塩・炭酸水素塩・水酸化物の三つの反応を覚えれば、それを応用することで反応式を作ることができます。

 

沈殿生成反応

沈殿生成反応は、水に溶けにくい塩が沈殿することでできます。だから、どのイオンが水に溶けにくいかを知っていれば反応式を作り出すことができます。

 

錯イオン形成反応

錯イオン形成反応とは、文字通り錯イオンができる反応です。錯イオンを形成する金属イオンと配位子のセットを覚えておけば作り出すことができます。

 

まとめ:原理をしっかり理解しよう

化学反応式をやみくもに丸暗記してはいけません。どうせ覚えられないです。

化学反応の奥にある原理・原則さえ覚えてしまえばどんな反応だって一から簡単に作り出すことができます。

それができるようになれば、「化学って楽しい教科だな!」と思えるはずです。