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古典「磯崎」から学ぶ、浮気を責められた時に彼女を論破する二大方法

「アンタ、浮気したでしょ!?」と彼氏を激しく詰める彼女

 

みなさん、浮気が彼女にばれた時なんて言い訳していますか?

「俺は浮気なんてしたことない」とか、「そもそも今彼女いないよ」っていう方もいるかもしれません。僕も今彼女いないので、怒らないでください。
今回は大学受験で実際に使われた古文から、浮気がばれた時に彼女を言いくるめる方法を紹介したいと思います。
 
 
 今回の出典元はこちら、
2014年の近畿大学の国語の問題にも使われた「磯崎」です。
では、浮気を責められた時に彼女を論破する二大方法を見ていきましょう。 
 

 論破その1:タイガーウッズだって浮気してるじゃん

なんだか、子供が使いそうな論理ですね。「みんな持ってるから、ゲーム買ってー」「〜くんもやってるもん」みたいなやつです。
こんな論理で論破できるわけなんてない‼︎って 思うのは当然です。しかし「磯崎」にはこう書かれています。
 

 高きも卑しきもかやうのことは我一人に限らず。昔語りにも、まづ、源氏の大将は、紫の縁を尋ね、桐壷の夕べの煙速やかに、帚木の夜の言の葉に夕顔の露の重ひをなして、紅葉賀の浦を出でかね、四智円明の明石の浦に澪標幾ばく心を苦しめ、また、在原業平は三千七百三十四人とから承り及ぶぞかし。身や姿こそ変はるとも心は劣り候ふべきか。  

 
要するに、こういうことです。光源氏だって、在原業平だって、浮気をしている。私は彼らとは身分も容姿も劣るけれど、男としての心は劣ってはいない。
 
現代に置き換えるとこうなるでしょう。
タイガーウッズだって、石田純一だって、不倫や浮気をしている。これが男としての本質だ。確かに俺は、そんなお金も持っていないし、かっこ良くもない。でも、俺だって彼らと同じ男だ!!!
少し説得力に欠けますかね。
これでも論破できない場合は次の方法を試してみましょう。

 論破その2 昔お世話になった人を見捨てるわけにはいかない

 こちらは多少の説得力はありそうです。「磯崎」でのシーンを見ていきましょう。 

 かの人は鎌倉にて自らに情けを深く懸けし人なりければ、打ち捨て難くして連れ奉りける。我が身の遣る方なき時は情けを受け、また本づきたつ時は捨つる事は男の本意と覚えず。されば、ある文に曰く、『貧賤の知音を忘るる事なかれ。糟糠の妻を堂を返すな』と申す事あり。『我が身の計会の時の女房と舅を捨つるな」と承り候ふ。 

要するにこういうこと。
私の浮気相手は、私が身寄りのない鎌倉に言った時にお世話をしてくれた人。自分が裕福になった時に彼女を見捨てるのはさまざまな教えに反している。
現代に置き換えるとこうなります。
「〜ちゃんは俺が困ってる時に助けてくれた恩人だ。確かに俺は今そこそこの稼ぎがあってお前と不自由ない暮らしをしている。自分が困った時ばかり助けてもらって、自分が困っていない時に見捨てることはできない!!!」
 

まとめ:古典はおもしろい!!!

いかがでしたか?使えそうなものばかりでしたよね?

今回、この記事を書いた目的はただ浮気の言い訳を学んでほしかったからではありません。

高校で勉強する古文についてもう一度考えてほしかったからです。

もちろん現在、中学・高校で古文を勉強している人もいるかもしれません。

古文の授業では単語・文法を学ぶこと、逐一現代語訳を学ぶことに重きが置かれ、その文章が伝えたいことを軽視していると感じます。

しかし、今回の記事のように、古文の内容は現代に通じるものばかりです。恋愛や教訓、人生論などそこで語られていことにもう少し目を向けてみると、意外と面白いものばかりです。内容に興味がわくと、つまらないと思っていた文法や単語の勉強もはかどるかもしれませんね。

 

 

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